血筋
突然だけど、
「家紋」って知ってる？
カモン！
Come`n！
まあ家紋っていうのは、
それぞれの家にある「紋章」です。
知らない人が多いだけで、
実はほとんどの家にはあります。
ルーツとしては平安時代の貴族から。
その後、戦国武将なんかの旗じるしになり、
武家や豪商が使ってましたが、
明治時代に苗字を使うようになった頃から、
どの家にも家紋があり、お葬式の時とか、
家紋付きの喪服なんて着てました。
なんで突然こんな話に？
いやね、実は僕の父、
今はタクシー運転手で、
抗がん剤治療受けて、
放射線治療中で、
ふらふらのよれよれなんですが、
元々はなんと、
日本にも現在数少ない、
家紋職人だったんです。
呉服（和服）に家紋を刺繍したり、書いたりという、
貴重な職人。修行しないとできない名人芸。
てゆーかウチは、大島家は代々、京都の呉服関係の職人なんです。
僕の曾祖父の時代に、当時開拓に盛り上がる北海道へ移り住んだらしい。
実は先日、
諏訪大社の「前宮」に行った際、
麓のお茶屋さんに寄ったんです。
なんと、そこのおばちゃんが「大島さん」で、
なんとも親近感。
何やらそこの集落は「大島」さんが多いと聞いて、
ますます諏訪大社との縁を感じました。
しかし店を出る際、のれんの家紋を見てちょっと驚く。
なんとそちらの大島さんは、
平家を代表する家紋、「あげは蝶」だったのです。
ちなみに我が家は
もちろん「大島」なんてそこそこある苗字。
ルーツは違うんでしょうね。
ちなみに有名な家紋として、
これは藤原家の「さがり藤」ですが、この家紋を持っている家は、
藤原家と関係があるかもしれない。
こちらは平安の大物貴族の一族、橘家の家紋「タチバナ」です。
こうやって家紋をみると、案外自分の血筋のルーツが見えたりして、
話のネタくらいにはなるかも。
僕たちは実は、死んでも死なない存在。
我々の魂は不滅。
「証拠あんのか！」って言われても、
あるわけないじゃんって答える。
ただ、そうなってるんだよね。
死ねば分かるよ（笑）。
そんな風に、魂は不滅ですが、
当然肉体は滅びます。
この肉体は、先祖代々のDNAを受け継いでいる。
親、そのまた親、そのまた親。
我々はいったいどれくらいの「血」を受け継いでいるのか。
僕は瞑想とかやってても、
何も「精神論者」や「精神至上主義」ではない。
肉体性のないものは基本的に信頼してない。
だから、この肉体はとても大切だ。
時々こうして、自分の「血筋」なんてもんを考えると、
先祖に対して、感謝の気持ちが湧き上がる。
これってなんか、気持ちいいもんだ。
感謝しろ、感謝すべき、なんて思わない。
ただ、感謝は湧き上がった時に、すればいい。
ちなみに僕の曾曾祖父は、
なんと京都の武家の家だったとか。
「森川家」という家だったそうだ。そんで、
明治になって、侍制度が廃止。次男だった曾曾じーちゃんは、
京都で染物屋やってる「大島家」に養子となった。大島家は男の子が生まれなかったからだ。
曾曾じーちゃんは「大島家」を継いだ。そしてその息子は北海道へ行って、
僕の親父の親父となって、まあ僕に続くわけだけど、
なんか面白いもんだね。
そのストーリーになんの意味はない。
先祖が大名だろうが農民だろうが、
なんの優劣もない。
でも、こういうのを考えると、
なんだか不思議な気持ちにさせてくれる。
だからこれを読んだらちょっとだけ、
ご先祖様に思いを馳せてみてはいかが？
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物質（肉体）レベルで自分の存在をただ「感じる」こと。
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肉体がゆるむことで、目に見えない自分＝精神・意識の解放に繋がります。
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mei-souコンサルタント 大島ケンスケ
