子供が大切なら、大切でいいじゃん。 - 遊ぶ、伝わる、ただ座る。

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「自分を大切にしたいんです・・・」
　
「すればいいじゃない？」
　
「いつも、子供を優先にしてしまって・・・」
　
「ふむふむ」
　
「まだ１歳で、手がかかるし、何かと子供のことばかりが生活の中心になってて・・・。私も〇〇ちゃんみたいに、自由にしたいけど、家政婦さんを雇える余裕もないし・・・」
　
「へぇ〜」
　
「お母さんが楽しんでるのが、子供にとっても一番いいって、みんな言ってますよね？」
　
「みんな、って、まあ、この業界ではね」
　
「だから、私ももっと自由にして、自分を優先しないとって思うんですけど・・・」
　
「例えばどんな？」
　
「旅行とか行きたいし・・・。もっとおしゃれしたいし・・・、いろんなキラキラしたイベントに行きたいし・・・」
　
「あのさ、子供のこと嫌いなの？」
　
「え？そ、そんな！」
　
「じゃあ、子供の面倒って、そんなに大変？そんなにストレス？自殺もんの介護地獄みたいな？」
　
「そ、そんなことないですよ！だって可愛いんですよ。親バカかもしれないけど、本当にうちの娘は可愛くて・・・」
　
「じゃあ、今はその赤ちゃんが大切なわけじゃない？」
　
「はい」
　
「赤ちゃんが大切な人が、赤ちゃんを大切にして、優先にして、何が悪いの？」
　
「で、でも・・・」
　
「じゃあ、あなたは泣いてる赤ちゃんを放って、他の誰かに預けて、それで旅行とか行って楽しめる？おしゃれして、レストラン行って、純粋に楽しめる？」
　
「そ、それは・・・」
　
「いろんな人がいるんだよ。誰かきらびやかな人のきらびやかな生活を見て、ついつい憧れるのはわかるけど、自分を大切にするってさ、そういうことじゃないんだよ」
　
　
　
僕は、息子が赤ちゃんの頃、共働きで、（むしろ嫁の方がはるかに稼ぎが多くて　笑）
　
がっつし子育てしたタイプです。
　
確かに大変です。僕は相当ストレスでした。
　
でも、それでも「楽しみ」を見つけることはできたし、
　
小さな頃に、あんなに一緒に過ごせた時間があったって、
　
今ではむしろあの日々に感謝です。
　
（もう２度とやりたくないがな！）
　
　
本当の本当に、
　
「家事、子育て全般できない！無理！」
　
って人はいる。
　
そんで、
　
子供への「罪悪感なんて乗り越える！」
　
って人は、
　
じゃんじゃん人の任せていいと思う。
　
活動力高いんだもん。
　
旺盛な人は仕方ない。　　
　

でも、なかなかそうはできないよ。
　
だって、平均的に見て、
　
みんな我が子が好きだし、赤ちゃんが可愛いんだもん。
　
子供の事が大切なんだもん。
　
　
だったら大切にすればいいさ。
　
優先すればいいさ。
　
そのうちに生意気になって、優先順位に上がらなくなるから（笑）

　
そんな自分を、認めてみよう。　　

イライラする自分も、八つ当たりする自分も混みで、
　
自分を認めてあげればいい。　
　
　　

「〇〇さんみたいに〜」
　
　
って憧れは、自分の声じゃないんだよ。
　
案外の、本当の声は「子供と一緒にいたい」ってこともある。
　
もちろん時々、パートナーとか、親戚とか、
　
手伝える人には甘えてね。
　
その辺の「工夫」は超大事です。
　
そいで、ちょこっと遊びに出るくらいなら、気軽に楽しめるでしょ？
　　
　
大切なものはなんですか？
　
守りたいものはなんですか？
　
　
　
いろんな考え方があるから、
　
固執、執着せずに、目の前のことを楽しんでね。
　
今日も世界は美しい。
　
　