お金の実感。体感。
リュウ博士のこのブログを読んでね、
とても共感したんだけど、
はるちゃんが、
「お給料は『現金手渡し』だと、体の細胞と稼いだ金額をリンクできる」
と話してたことについて、
リュウ博士が、
この話しを聞いて僕は、スーパーに並ぶ鮭の切り身を思い出しました。
スーパーしか知らなかったら、鮭は最初っから切り身の姿をしている、って思っちゃいますよね。それと同じことが、今のサラリーマンの給与支払い制だと起こります。
自分が本当のところどれくらい利益をあげているのか、ずっと分からないまま、自分の働きと関係無いところで、収入が上がったり下がったりするわけです。
だから、サラリーマンやっていると、稼ぐことへの学習能力を、失うのですよね。
と書いてます。
なるほどぉ〜と唸りました。
今の時代って「振込」が当たり前です。
確かにそれって
「お金」の実像が掴みづらいです。
まさしく「シャケの切り身」しか知らない状態です。
どんな魚で、どんな大きさで、どこに住んでいるのか?
シャケって魚が奥深いように、
お金はとってもとっても奥深いのだ。
僕は今まで、
相当数の職種を経験してきましたが、
このリュウ博士のブログを読んで、
やはり「現金」を取り扱う仕事って楽しかったな
と思い出した。
主に「飲食店」や「小売業」です。
実際に、お客様から現金をいただいて、
対価の商品を渡す。
「売り上げ」がすぐにわかるし、実感できる。
そして、工夫次第で売り上げを伸ばしたり、
売れる時間帯とか曜日とか、
販売員によっての売り上げの差とか、
いろんな状態がすごく掴みやすくて、
自分の頑張りによってすぐ「成果」に繋がるから、
やりがいもあった。
(牛角に派遣バイトしてた時、このセリフをよく言ったなぁ 笑)
一方で、
例えば「テレアポ営業」とかだと、
お金の動きなんてわからない。
その契約により、いったい社内全体でどんなお金が動き、
それが継続されるのか、
まったく実感がないのだ。
それよりも、さらにお金を実感できないのが「製造業」だった。
僕は「自動車工場」で働いてたことがあるけど、
あれなんかまったくお金と切り離された世界。
ただ黙々と、
ラインと呼ばれる「ベルトコンベアー」にやってきた機械に、
部品を組み込む。
この車が幾らで売れて、
日々どれうらい売り上げて、月にどれくらい利益があるのか、
まったく見えないし、もちろんみる必要もない。
ただただ「労働」の対価として、
会社から給料が月に一度振り込まれる。
・・・・
僕は明らかに「飲食店」や「小売業」の方が、
やってて楽しかったなぁと思う。
もちろん「向き・不向き」はあるよ。
僕は接客が好きだったしね。
でも、「お金を扱う体感」ってものがあったと思う。
お金の動きが見えるのって楽しかったし、
1日が終わったあと、
レジを締めて、
売り上げた現金を数えて、
毎日の帳簿をエクセルで打ち込んだりするときも、
材料費だの人件費だの、
お金の流れを意識できて、とてもいい勉強になった。
(写真に特に意味はない 笑)
お金って流れているもの。
そのお金の流れのようなものに、
自分がスポッとハマると、
なんか知らんけどお金には困らなくなる。
自分で収入を得たい人は、
こういうお金の流れは知っておいた方がいいし、
はるちゃんの言う、
「現金の重さ」
のようなものは「体感」で掴んでおいた方がいいと思う。
僕も2年前かな
徹底的に自分のお金が、どっからどう入って、どう出てくのかを、
全て把握しようと、明確に記録して、意識した。
お金の実態を掴みたかった。
お金に対する自分の感情を知りたかった。
100万円をピン札でおろし、
それをしばらく財布に入れてみたりして、
お金の「体感」に努めたりした。
お金を払うとき、お札を持つ手をしっかり感じて、
100円払うときと、
10000円払うときの「感情の違い」を感じたり、
それこそ数十万、何に振り込むときの「わさわさ感」とか、
常に意識して体感してた。
もらうときもそう。
これは主に数字だけど、
入金のメールが入るたび、
ネットで口座をチェックして、
自分が何を感じているのかをしっかり向き合った。
(でも、一番最初はいつも現金手渡しでやってたよ)
口座から現金を下ろしたあとは、
お札一枚一枚を手にとって眺めたりした。
そして、いつも意識的に「10万以上」は持ち歩くようにしてたな。
あの頃はお金に対して徹底したからね(笑)
まあ、このブログもぜひ参考に。
今はそれらのことはしてません。
去年から、
自分のお金状況を意識するのを逆に辞めました。
徹底的に、お金のことを考えないようにしてみた。
一度「お金〜」って振り切ったから、
今度は反対方向に触れたんです。
そのせいかどうかはわからないけど、収入は倍増だった。
(と、税理士さんの報告を受けてから知った)
ただどっちにしろ、
お金についてはかなり向き合ってきたと思う。
で、リュウ博士のブログで、
僕は「飲食店」や「小売業」の経験のおかげで
お金を「シャケの切り身」としては見てなかったなぁ、
と、そんな自分を少し誇らしく思ったのだ。
だから僕は「稼ぐことへの学習能力」を、
失うどころか、培えたのかもね。
やはり、一度全体を見て「体感」すると、
物事の見え方って違うよね。
シャケじゃないけど、
僕は数年間「農業」をやってたので、
スーパーに並んでいる野菜やお米が、
種の状態から、
どんな風に育ち、
どんな風に花が咲き、
どんな風に実をつけ、
どんな風に朽ちていくのか、
その辺を「体感」として「知ってる」。
食べ物に対する見方は、
農業する前と今とではぜんぜん違うことは言うまでもない。
(今は嫁さんがプランターでちょこっと野菜を育ててるくらい)
別に「農業をやれ」とか「飲食店で働け」ってことじゃないよ?(笑)
でも、
そうやって「体感」できる経験を味わいに行くってのも、
人生を豊かにする一つの方法でもあるよってお話。
ちなみに、
こちらのブログも超おすすめです。
「身体感覚」「沈黙の時間」
瞑想を愛する僕としてはストライクすぎる内容です。
ドラゴン・メディテーション伝授会。東京。7月下旬〜8月上旬予定。
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