僕が「お金持ち」から教わったこと。
６月１４日。本郷綜海さんとのコラボイベント。
魂を、覚醒させよう！
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昨日のこのブログで、
この本の主人公が「高級ホテル」で働いて、
いろんな「お金持ち」や「成功者」から学び、
人生を軌道修正し、再生した、とあります。
僕は、高級ホテルとまで言わないけど、
実は、ちょこっと似た経験があります。
僕は２０代前半の頃、
青山にある「串焼き屋」さんでアルバイトしてました。
売れないミュージシャンは大抵飲食店でバイトしますね（笑）
串焼き、というと「焼き鳥」をイメージしそうですが、
一本、安くても２５０円。高いので１０００円もする、
高級串焼きです。
特製のポン酢ダレとキャベツで食べるお店。
（今はもうないよ）
串にはほんとこだわってて、仕込みから大変でした。
肉の切り方・・・刺し方・・・かなり繊細なお店でした。
って、料理の話は置いといて（笑）
でね、
そこが場所柄的にも、
お店の値段やクオリティ的にも、
比較的「富裕層」クラスのお客さんが多いお店でした。
有名企業の社員さん達や、
（中間管理職以上が来るね）
レコード会社、芸能事務所の関係者、
右翼の大物とか、ヤクザまがいな株屋さんとかも来てました。
もちろん「芸能人」もけっこう来てました。
（そのうち、その話もしようかな 笑）
でね、
そんなお店で、
僕は数年間バイトしながら、
趣味が「人間観察」なので、
いろんな人の言動を観察してました。
そして僕は比較的、
なぜか知らんけど、
その手の「お金持ち」の人たちに好かれるタイプでした。
きっと、珍しかった、ってのもあると思う。
そんな高級店で、
僕の見た目は、
「金髪ロン毛ピアス」でしたからね（笑）
よく雇ってくれたもんです。
しかも、一番呼吸不全とうつがひどかった時期もあり、
早退しまくる、短時間だけ働かせてもらう、
休憩を何度も入れる、というわがままを聞いてくれたし、
お金も貸してくれたりしました。
ほんとに、店長は命の恩人です。
で、
「マスター、こいつの時給払うから、テーブル座らせろ！飲ませるから！」
と、仕事を切り上げさせられて、一緒に酒を飲んだこともしょっちゅうありました。
「わかいうちに、こういう酒の味覚えとけ！」
って言われて、
四合瓶で「２００００円」くらいする幻の名酒とか（仕入れ値です）、
一本「８００００円」くらいするスーパートスカーナの超ビンテージワインや、
レミーマルダンとか、希少な焼酎とか、
散々飲ませてもらいました。
おかげですっかり、
「味のわかる男」
になってしまいました（笑）
（さくらんぼの味にもうるさいぜ！）
で、そこでいろんな話を聞くわけです。
そんな「お金持ち」たちの名言や、言われたこと、教えられたことを、
いくつかシェアします。
僕も、たくさん勉強になりました。
・・・・・
「ええか？自分の月収と同じだけの額を、一晩の食事で使えば人生変わるで！」
そう言ったのは某アパレルメーカーの専務さん。
とにかく「食」へのこだわりがすごくて、
「味のわからん男は仕事ができん！」
が座右の銘で、
いつも若い社員を連れて来ては、
そのお店の串焼きを食べさせ、うまい酒を飲ませ、
「ええか！よく味わうんや！全身で味を理解するや！」
と、関西弁で言ってました。
「その店の食事や酒だけじゃないんや。その店に来ている、他の客を観察するんや。どんな服着て、どんな言葉とトーンで喋って、どんなオンナ連れてるのか。よう見るんや。世の中には、自分の知らん世界があるっちゅうことがようわかる。それがわかると、人生変わるで！」
そんなことを話してました。
さすがに、月収とまではやらなかったけど、
これに影響を受けて、
「ホテルのバーへ行く」
というのをよくやりました。
高級ホテルの最上階には、大抵「Bar」があり、
そこのお客が多く来てます。
帝国ホテルのバーとか、身分不相応にも関わらず、
何度か行きましたよ。
・・・
「大島くん、わしには不思議なことがあるんや。世の中の『金がない、金がない』と言ってる連中。金ないくせにいつも缶コーヒー買うてるんや。家で茶沸かせば１０円もせんのになぁ・・・アホやなぁ」
広島出身の事業家。
港区の長者番付けトップ１０入りしてる社長さんです。
この人には、本気で彼がオーナーお店にスカウトされましたね。
「大島くん。わしがなんで金持ちわかるか？」
「ええと、やっぱ社長が、優秀で、アイディアが時代を掴んだ・・・からっすか？」
「ちゃうちゃう。あのな、わしが金持ちなのはな、金を使わへんからや。貯まってしゃーないから、こうしてあれこれと投資するんや」
人間的にはあまり好きではなかったんですけど、
お金に対するストイックなまでの哲学は、
いつも関心させられました。
「金を使わない」と公言するくらい、基本ケチでしたね（笑）
でも、大きく使う時は、大きく使う、ということも知ってました。
ちなみに僕は彼を真似るわけではないけど、
とりあえず缶コーヒーや、ペットボトルのお茶を買うことはやめました（笑）
「ここは盗もう！」
という部分だけ、いいとこ取りすればいいのです。
あと、彼の名言でよく覚えているのは、
「アホのいうことでも１０００回聞けば必ず大きな真実がある。だからわしはアホな奴の話も一応は聞くことにしとる」
でした。
基本、人を見下している人でしたけど、
とにかく、なにかに「徹底」してるんですね
・・・・
「お前は人の顔色よく見てるから、何やってもうまく行くんじゃねーの？顔色見れねえバカが多いからなぁ〜」
僕の接客ぶりを見てそう言ってくれたのは、
半分ヤクザな、何をしてるのかわからない社長さん。
「女遊びできねえ奴とは仕事したくねぇな」
そんなこと話すくらいだから、
きっと彼にとって「仕事」って「遊び」の延長だったのかも。
ちなみにいつも、連れてるおねーちゃんは毎回違いました。（笑）
「女からモテねえ奴とは仕事できねえやつだ」
そんなことも話してくれましたね。
マジで怖いおじさんだったけど、
笑うと可愛い顔で、けっこう個人的に好きでした。
今何してんのかなぁ。捕まってなきゃいいけど（笑）
・・・・
「君は女難の相があるから、女には気をつけ給え」
と忠告してくれたのは（今もあんのかなぁー。もうないと思うなぁ）、
おそらく僕が生で出会った中では、
１番のお金持ちだったと思う。
定期的に来てて、
とても親しくしてくれて、ある時、仕事を切り上げさせられ、
カウンターで2人で飲んでて、
「ところで〇〇さんって、どこの社長なんですか？」
と酔った勢いで聞いたら、
有名企業ばかりを、さらに傘下に収める大企業の会長さんでした。
「人は目を見ればわかる。どんなに笑ってても、目は隠せない。人間性が全部出てる。だから僕は目を見るんだよ」
彼はいつもニコニコした「好々爺」という感じでしたが、
僕は密かに「目が怖い」とずっと思ってて、
それを伝えたら、
「ほう・・・よく見抜いたね。まあ、若い頃は、色々やったからなぁ・・・笑笑」
と、意味深なことを・・・。
（いったい何をやってきたんだか・・・。〇〇組の組長とか、かなりやばい筋もたくさんお友達がいるようでした）
「君は目つきが鋭い。大きな何かを見てる目だ。何をやるかはわからないが、必ず成功する」
と言ってくれた時は、本当に嬉しかったです。
今でも励みになります。
この方から、僕の東洋哲学の師である「安岡正篤」先生の書を勧められ、
僕の人生に大きな影響を与えてくれました。
そして、
確かに人は、
「目に出る！！」
と、本当に痛感してます。
他にもいろんな人たちと話、
いろんなことを聞きました。
音楽関係、芸能関係の話も多いですけど、
今回はこんなもんで。
「男性」の方ばかりなので、
男性目線ばかりでしたが、
女性にはつまらないかな？
でも、色々と当てはまることも多いと思う。
また、何か思い出したらシェアしますね。
昨日は、神社で「お一日参り」したよ。
諏訪大社本宮の大太鼓の金龍の真似してみた（笑）
ちなみに他にも、銀座のダイニングバーとか、
パーティー会場とか、
いろんなところでバイトして、人間観察してきた。
その時の経験、全部役立っているなぁ。
飲食店って、あらゆる仕事のイロハが詰まってると思う。
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ドラゴンメディテーション伝授会 大阪
７月１日 詳細は近日中に。
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