男性目線による「パートナーシップ」と「心づかい」
僕は昔「太宰治」の小説が好きで、
あの歴史に残る「ダメ人間小説」、
「人間失格」なんて何度も読みました。
＊ちなみに、人間失格を超える「ダメ人間小説」として、
夏目漱石の「こころ」もおすすめです。日本の文豪の純文学。ダメ人間小説多し（笑）
でね、
太宰のエッセイなんか読むと「心づかい」という言葉がよく出る。
彼も「批判、非難」の多い作家だからね、
書評でボロクソ書かれるんですが、
反論として、
「僕は読者の方に、わかりやすく伝えようと心づかいを尽くしている」と。
表現者なら、誰もがこのジレンマに行き着きます。
「やりたいことをやればいい！」
は、正論であり、正解です。
でもね、
例えば僕の得意分野「音楽」の話で。
今の時代にも「ヘビメタ（ヘビーメタル）大好き」な人はいるわけです。
で、その人が「ヘビメタ」のマニアックを極めたような曲を作って、
みんなに「聞いてくれ！」と言っても、
ほとんどの人が興味湧かないです。
だって「ヘビメタ」流行ってないし、それほど需要がないから。
それで、
「ああー、好きを追求したのに、なんでわかってくれないんだ！」
っていじけるヘビメタアーティストがいたらどう思います？
「そりゃそうやん・・・」
って思いますよね。
「うおー、こうなりゃ引き寄せ法則だ〜！」とかやっても、
まず無理でしょう。人のオナニーを見て喜ぶ人ってまずいませんから。
やっぱりさ、
ある程度ね「みんなに聞いてもらう」ためには、
「心づかい」って必要ですよ。
ここで、「大衆に迎合する」とか、
「商業主義に走った」とか、そういう批判する輩もおりますが、
そこには「ひがみ・妬み」が大半絡んでます。
ここでポイントは、
「恐れ」から「心づかい」をするのか、
「愛」で「心づかい」をするのか、
そして「自己愛」と「他者への愛」のバランスが取れているか？
という事って、物づくりする側には、けっこう重要になります。
僕だって何か企画立てる時
「自分が一番楽しいように！」
をモットーにしてますが（笑）
それでも「あ、こうしたら来てくれた人は楽しいだろう！」
っていう視点は常にありますよ。
だって、みんなが楽しいと、僕も楽しいしね。
で、
パートナーシップについて。
最近「女性性の時代」というキーワードで、
「女の時代」とも言われ、現に「女性が強い時代」にもなってます。
確かに、女性は誰しも「女神」です。
基本は「女性性」から動くのが宇宙原理だと思います。
そして「男は女性に尽くすのが喜び」、
というのも事実です。
僕だって日々、嫁さんへの「納税」を欠かせません（笑）
そして、いつも女性には気を使ってるつもりだし、
そこに喜びを感じています。
しかし！！
さあ、
ちょっとこれを書くのは、
レディーファーストをモットーにしている僕としては心苦しいが、
書いてしまうぞ・・・
勘違いしている人も多くない？
ってことだ。
ここ一年くらい、
こういう業界に足を突っ込んで、
「女神云々」「子宮云々」の話は見聞きします。
その中で、
「いつも本音を伝える」
「女は怒りをぶつけてもいい」
「女は感情の生き物だから、それを受け止めるのが男の度量」
「男は女性に尽くすのが出世開運方法なんだから、尽くすべし！」
的なメッセージ、
これらは全部「真理」ではあるが、
ちょっと乱用しているような意見を、
時たま見かけると、
さすがに僕も「男性視点」で、
「おいおい、そりゃやりすぎやろ〜」
って思ってしまう時がある。
つーか何様やねん？
どこがあげまん妻じゃ？
って思う人、時たま見かけます。
つまり、
「心づかい」が足りないなぁと思う。
パートナーってもさ、
人間同士のお付き合いだから、
なんでも思い通りになるとは思わんといて欲しいなぁ。
男は女性に尽くすことは喜びだけど、
「尽くしたいと思う人に尽くす」
だけだし、
上の「納税」ブログにも書いたけど、
男は旅人だ。
魅力ある女王だからこそ、その王国へ帰るのだ。
でも、
あまりにひどい扱いを受けると、
旅人だから他所へ（他の女）行くに決まってるじゃん。
確かに、女性は感情の生き物。
生理の時とか、まさしくそういう状態でしょう。
でも、男を「サンドバック」だと思ってると、
それは愛想尽かされるよ。
DV男とか、そういうのは論外で、そういうバカ男は近日中に破滅するだろうが、
いわゆる今時の、僕も含め一般的な「ふつーの男」はさ、暴力も振るわないだろうし、
けっこう優しいもんだと思う。
「亭主関白」気取る男もまずいないだろう。
そういうマッチョ思考は流行らんしモテないって、大抵の男は気づいているから。
だからと言って、男が優しくて「ホイホイ言うことを利く」からって、
心づかいや感謝なしで、感情をぶつける相手にするなら、
それ相応の関係性になると思う。
あ、ちなみに
「男なんて取っ替え引っ替えでいいのよ！」ってガチで思うならいいけどね。
そういう「芯からの女王様気質」の人は、この世界でそういう役割かもしれないけど、
M男と主従関係は築けても、パートナーシップを築くのは難しいかもしれない。
M男は、性癖で楽しむくらいならともかく、精神的に浸透していると、
ただ「自立してない男」ってだけじゃないかな？
（この画像はなんか違うか 笑）
感情を吐き出すのは大事だ。
でも、ある程度成熟してったら、
「出し方」ってあるかなぁ。
もちろん、ここは反論ある人もいるだろうけど、
今回はとことん「男目線」で言わせてもらおう。
感情をコントロールしろ、とまでは言わないにしろ、
怒りを吐き出す前に、一呼吸置いてから伝えるとかなら、できると思う。
そのためには「自分の状態に気づく」ことだ。
「あ、怒ってる」「あ、イライラしている」
そこを理解した上で、
できたら
「今私、体調悪いから」
「今、気分がおかしいから」
とか言ってもらえると、男性としては助かります。
＊ただし、純粋に「怒りたい」という衝動があることもわかります。それはそれで、多少は仕方ないとは思ってますが。
パートナーシップって、
「努力」って大事なんじゃないかな？
がんばらなくていい、
我慢しなくていい、
っていうメッセージを真に受けて、
「目の前の人をないがしろにする」のと、
「自分を生きる」は全然違うから。
あとね、
嫌なら別れればいい！
って、安易に勧める人たちもいるけど、
そこもね、ちゃんと対話した上でならいいけど、
冷静に対話もしないで、
ただ「合わないから別れる〜」ってのは、情緒が中学生レベルだと思うよ。
ふー、
・・・
書いてしまった・・・・
いつもは女性に優しいことばかり書いているのだが、
なんかむしょーに、
「男性からの意見」を書きたくなってしまった。
そんな日もあります。
ちなみに、
これをアップするの、とても怖がっている自分がいます。
僕って女性に尽くす喜びは知ってますが、
先天的に、「女性が怖い」ってのがあるんですね。
実は、過去生とかも絡むんですが、
（前にメルマガで書いた、かも）
子供の頃から、なんか「女性」って怖かったんです。
でも、この「怖い」がある時って、
「GOサイン」なので、自分の感覚に従ってアップします。
女性からの批判、反論、人気が下がることをビビりながら（笑）
でも世の中が、心遣いもある、そして「自分を生きる素敵な女性」ばかりになったら、
男はみんな命がけで尽くすよ。
女性のインスピレーションを、
命がけで叶えに行くだろうね。
そんな時代が、すぐやってくる！
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
鳥居ミコさんと行く、
https://www.reservestock.jp/events/222125 残６名
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
大地と繋がり、豊かさと繋がるエネルギー。
「ドラゴンメディテーション伝授会」
１１月１２日（日）１５時〜昼の部。 満席！１名！
https://www.reservestock.jp/events/222131
１８時半〜夜の部 満席！
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
「声の解放」
自分の声を通して、自分解放。声の魔法で変化します。
感想はこちら！
↓
１１月１３日。１３時〜１６時。
https://www.reservestock.jp/events/222493 残３名２名１名！
「Joyful Song Lesson」
歌のための個人セッション。受付中です。
https://www.reservestock.jp/page/reserve_form_week/15304
上記日程以外にも、ご相談ください。
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
ご好評いただいている「０瞑想」の誘導動画はこちらです。
https://www.youtube.com/watch?v=lnw68HYjo68
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊
メルマガ登録はこちら！
ブログや、Facebookとはまた違うことを書いてます。
メールレターならでは、すこし深いお話も多いです^ - ^
大島ケンスケ おおしまけんすけ 「なんにもしない」が教えてくれる。瞑想な日々。
瞑想、入門のために！
大島ケンスケ おおしまけんすけ 気楽な瞑想。簡単入門レッスン。
こちらはファン・サイト。動画などをまとめてます。
meisoutoyama@gmail.com
