孤独と孤立。
僕は病気を通して「東洋医学」に出会い、
そこから「東洋哲学」に傾倒してました。
若い僕の人生感を大きく揺さぶった。
元から歴史好き(特に中国歴史)で、
おたくレベルだったからこそ、
東洋哲学はすんなり入ってきた。
論語は「時代遅れ」的に言う人もいるが、
使いよう、解釈次第では、
非常に役立つ知恵の宝庫。
2500年も生き残ってきたには理由があるのだ。
論語の有名な章句をいくつか紹介しよう。
(注釈は僕なりにわかりやすく訳してみた)
・人の己を知らざるを患(うれ)えず。己の人を知らざるを患う。
*人が自分を見てくれない、認めくれないと嘆く前に、
お前自身が人の事ちゃんと見れてないって事に気付けや!。
・徳は孤ならず必ず隣あり。
*人徳がある優しい人は、いつも隣に誰かいるものだよ。
・学びて思わざれば則ちくらし、思いて学ばざれば則ちあやうし。
*知識とか情報とか暗記して、自分で考えないやつの未来は暗い。
反対にてめえのすくねえ脳みそで思い悩んでばかりで、知識を学ばないやつの未来はあぶねえぞ!
・故(ふる)きを温ねて新しきを知れば、以て師となるべし。
*歴史とか、昔から続くものを丁寧に見ていくと、そこから新しいものが生まれる。
だから古いもんは全部先生みてえなもんだ。
・君子もとより窮す、小人窮すればここに濫す
*君子(人徳を備えた立派な人)は、常にリスクの中で研ぎ澄まされている。
だけど小人(器の小せえ人)は、ちょっとでもリスクやトラブルがあると、
すぐにテンパる。
などなど、
名言の宝庫。
僕は「君子」になるべく、これらの教えをいつも意識して過ごしてた。
*自分に課するのはまだしも、
これを僕は息子にまで押し付けてしまっていて、
3歳の頃から、このような章句の「素読」をやらせていた。
実際相当な章句を暗記していた息子だが、
今はほとんど覚えていない。
無理にやらせるとそうなるのだと知った・・・。
今はこんなストイックな教えは意識していないけど、
ところどころ、自分の芯として残っている。
うん?ひょっとして、
それが僕の写真とかから、
「ストイック」な空気として醸し出しているのか?
まあ、仕方あるまいかな。
10年以上、
毎日これらの書物に目を通し、
章句を素読したり、写経したりしたからね。
それはさておき。
実は「論語」を学んでいる経営者や政治家は昔から多く、
現代にもバリバリ役立つツールである。
自分の言動を振り返る上で、
これほど指針となる教えはない。
スピリチュアル性や、曖昧なニュアンスはほとんどない。
むしろ孔子さんは「怪、力、乱、神を語らず」ってくらい、
その手の話は人前でしなかったと言う。
スピリチュアル的な要素って、
解釈によっては、
見当違いに持って行かれると、孔子は知っていたのだろう。
おや?
今日は一段と真面目ブログ!
ええ、
たまにはいいじゃないっすか?
最近ね、
「孤独」ってもんについてよく考えた。
孤独って、
「さびしい」「つらい」的なイメージあるけど、
実は違うだよ。
「孤立」だとそうかもしれない。
他と交わらず、ぽつんと立っている。
他を受け入れず、排他的要素がある。
孤独も同じようなイメージだけど、
「独」っていう字。
これは「絶対」という意味合いがあるらしい。
他に依存することなく、
自分自身が絶対な存在として在る事。
ゆえに東洋哲学ではしばしば、
「孤独であれ」的な事が言われる。
これを「ストイック」だと感じる人はいるかもしれないけど、
いかんせん自分の人生を生きるとするならば、
「孤独」という領域を持っていないと、
自由な人生は歩めない。
絶対的な自己を持つ。
それが孤独。
排他的ではない。
周りに安心感を与える。
だから僕は「孤独」を大切にしてる人と話すと、、
妙に落ち着く。
絶対的な自立。
絶対的な存在。
あ、
僕らは本来みんなそうなんよ?
絶対的な存在なわけ。
だけど忘れているわけだ。
だからそれを思い出すために、
「孤独」な時間を作りましょう、
って僕は言いたいのだ。
瞑想なんてむしろその「ストライク」で、
自分の絶対性を発見できるメソッドだ。
そんな「孤独」を感じる事で、
自分の中から「本音」を導き出そうってのが、
僕の瞑想と、みのりちゃんのセッションを組み合わせた、
八ヶ岳ツアー。
難しそうな事言っているけど、
半分遊びよ。
遊びで孤独でいいのよ。
孤独って修行じゃないから。
孤独って難しくないから。
孤独って辛くないから。
こちら↓
10月2日 藤井みのり×大島ケンスケ
残席 3名!
まだまだ続く!
八ヶ岳リトリート企画。
↓
10月27日。
ひすいこたろう×大島ケンスケ
あのベストセラー作家と、素顔のリトリート。
ひすいさんを、八ヶ岳で「体験」しましょう。
ものの見方が変わるどころの騒ぎじゃない!
ひすいさんを感じる事で、自分の限界を軽く突破する。
残席5名!
11月10日〜12日
本田晃一×大島ケンスケ&河野嘉恵
体感型のセミナー・リトリート。
現代が誇る「心のあり方」のコンサルのパイオニア。
本田こーちゃんと2泊3日、がっつり過ごせる企画はここだけ。
目からうろこ?
いやいや、
目ん玉飛び出るよ。
11月22日 詳細は後日。
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