湯屋にて・・・。
信州「諏訪」。
といえば、みなさん何を思い浮かべる?
諏訪大社?
諏訪湖?
寒天とか、お酒とか、
いろいろあんですが、
なんといっても「温泉」です!
公共の温泉がいたるところにある。
(230円で入れる!)
僕は自称「温泉ソムリエ」ってくらい、
温泉大好き男なんです。
なのでお肌には自信あります(笑)。
ちなみに「諏訪」と一口に言っても広くて、
山梨県を越えると、
住所は「長野県諏訪郡」になります。
(僕はそこに住んでいる)
信州の奥へとつながります。
諏訪の温泉はとにかく熱いんですけど、
最近よく行く公共浴場は、
3種類のお湯がある。
「ぬるめ」「やや熱め」「熱め」となっています。
「やや熱め」で44度!
やや、ですよ。
やや。
ややって表現ってなに?
って疑問が生まれます。
しかし、
「やや」すらつかない、
「熱め」はというと、
47度!
熱湯コマーシャルか!ってくらいですよ!
(これ、若い人は知らんよな・・・)
足を一瞬入れただけで、
僕はブルース・リーばりに、
ほぉわっちゃぁ!!!
となって、
150パーセントくらい無理って感じですが、
(足真っ赤です!)
地元のおじいちゃんやおばあちゃんはこれに入るんです。
熱湯は体に悪い、
なんて意見もあるけど、
諏訪のお年寄りはみんな元気。
あっつい風呂で気合い入るべ。
んでね、
風呂から上がって着替えている時、
脱衣所ででっかい声で話しているおじさん(60台かな)二人。
聞き耳を立てるわけじゃないけど、
いかんせん声がでかいから内容が聞こえる。
その内容ってのが、
風俗に行った話(笑)
まあ、このブログの読者である紳士淑女のために、
具体的な話はさけますが(興味あるくせにね)、
その風俗店の話から、
「男と女」の話になっていくんだけど、
そのおっちゃんがなかなかいい事言うんです。
ちなみに話をつなげていくと、
こんな事がわかった。
そのおっちゃんは若い頃、
金貯めて海外を旅したりした事もあるらしく、
外国や外国人が好きらしい。
だから風俗も外国人中心らしい(笑)。
で、二人の会話を再現する。
「やっぱさ、外国の女のほうがいいよ」
「そうかい?」
「そりゃそうだ。外国の女はね、気持ちをちゃんと言うんだ」
「ああ、日本人は気持ち出さないからね」
「自分の気持ちだけじゃねえよ。相手にも聞いてくるんだ」
「相手にも?」
「そうそう。『あなたはどうですか?』って、ちゃんと聞いてくる」
「へーえ、そんなもんかね」
「大事な事だよ。日本人は自分の気持ちも言わねえ、人の気持ちも聞かねえ。だからお互い勝手に見当違いしてすれ違っちまうんだ。アレの時もよ、『こうしてほしい』って言うし、相手にも『どこが気持ちいいか?』って、ちゃんと聞いて来るんだよ」
僕はなかなか汗がひかないから、
ゆっくりと体を拭きながら、着替え、
そんな話を聞いていた。
自分の気持ちを話すのは大事だ。
「本音」を伝える。
これはこれからの時代の大きなキーワード。
そして、
「相手の気持ちを問う」って、
とても大事だなと、
あらためて思った。
そう、
僕らは話さないと伝わらない。
「あなたはどう思いますか?」って、
わからない時は素直にそう言える関係。
それが「対等」であり、そこから「対話」が生まれるんだ。
黙して、語らず。
これは日本人の美徳だったかもしれない。
もちろん、言葉じゃないなにかで、
伝わる事はある。感じる事はある。
でもベーシックとして、
僕らは「会話」でコミュニケーションを取る。
どんどん話そう。
どんどん話を聞こう。
本日、
そんな事を湯屋で学んだ。
だが、
風呂を上がると、
さらに驚いた。
妻と一緒に行っていて、
僕が先に玄関で待っていたんだけど、
妻が女湯から出てきてこう言った。
「47度入ったよ!」って。
・・・・・・。
熱湯コーシャル出れるわ。
俺も今度チャレンジしよう。
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