遊ぶ、伝わる、ただ座る。

世界はシンプル。力を抜いて、本音で生きる

母の価値。

 

今日は母の日、ですね。

 

みなさん、

お母さんに「感謝」しましたか?

 

きっと育ててくれた恩に、

感謝したと思う。

 

あ、この記事はナチュラルに、

「ママに感謝やわぁ」って思える人は読まないでいいよ。

僕みたいなひねくれ者が読めばいい。

 

みんな大きな大きな勘違いをしてしてるような気がするんだけど、

母の日は、

「母に感謝すべき!」日になっていませんか?って事。

 

僕は今、

母に感謝しています。

今、こんなに幸せに暮らせるのは、

産んで育ててくれたおかげ。

その愛が、100パーセント僕が望んだものでないにしろ、

たとえ20パーセントでも、

育ててくれた事実は変わりない。

 

でも、

感謝って、

そんな「義理」や「恩」でするものでしょうか?

 

感謝って、湧き上がるもんですよね?

それが湧き上がってもないで、

「ありがとう、感謝してます」って、

それは本音だろうか?

本当の気持ちだろうか?

 

「拗ねてるなぁ〜」って思う人のために、

僕と母についてお話しします。

 

僕の母は、ヤマハのヴォーカル講師をしていました。

毎朝化粧に1時間以上かけ、

毎日「別人」の顔になって、

出かけて行きました。

服装は派手で、家にはあふれんばかりの服があり、

それでもいつも、ど派手は服を買いあさっている、

そんな印象がありました。

「僕より服の方が大事?」ってくらい。

 

そんな母は、僕が中2に頃、

原因不明の痺れや体調不良により、

脳神経外科に入院。

手足の自由が利かなくなり、

排尿、排便障害。

つまり、要介護です。

 

その後も入退院を繰り返し、

検査して、

病名が変わるたびに大量の薬品を処方され、

どんどん悪化。

高校生の頃には、足はまったく動かず、

排便なども全介護。

箸やペンを持つ事もできなくなり、

視力も失いました。

高校生の頃、

多発性硬化症」という病名で落ち着き、

今に至ります。

僕は中学校の頃から、母が家にいる間は、

介護を強いられました。

「母親だから」

世話をしなければいけない。

そんな義務感があったし、

実際に、父や親類に言われたし。

少しでも介護をサボったり、

面倒臭そうにやると、

「あなたは私に死んでいいって思ってるのね!」って、

半狂乱で泣き叫ばれる。

そこで言い返りたりすると、

「私は息子に愛されてない!」となり、

呼吸困難になって、救急車騒ぎ。

 

特に母の「誕生日」とか「母の日」なんか、

僕にとって恐怖のイベントでした。

詳しくはこちらにも書きましたが、

 

本当に僕のとって「母の日」って、

「感謝しなければならない日」、

として認識されてました。

 

詳しくはこちらの記事にて。

blog.livedoor.jp

僕の悲惨な体験が綴られています(笑)

 

 

 

しかしさ、

自分自身が病気とかして、

散々な目にあって、

 

「ふわ〜、俺って生きてるだけで幸せやん!」

 

って気づいてからですよ。

 

お母さんに感謝できるようになったの。

 

それまで僕は、

 

本気で、

 

ガチで、

 

母を憎んでましたからね。

 

この世でもっとも憎い母を介護する、

 

中学生男子、

 

 

 

そりゃ性格歪むわな(笑)。

 

 

 

でも、

それももう「物語」なんだよね。

 

自分の幸せを知って、

ようやく親への感謝が湧き上がった。

 

 

みんながどうだか知らないけど、

もし「親を許せない」って人がいるなら、

 

 

それはまず、

「自分の今ある幸せ」を、

「自分の存在価値」を、

認識できてないのかもよ?

なんて思ってしまう。

 

 

とまあ、

こんなひねくれてた僕でも、

こうして今は母を許せるし、

彼女の生き方すべてを丸ごと受け入れたり、

肯定できたかと問われれば「?」な部分も多少あるけど、

でも基本的に、母を許せている。

 

寝たきりで、人に介護してもらい、

半分認知症になった。

 

何も貢献できない母。

何も生産性のない母。

何も社会に影響力のない母。

 

こーいう人を、

無価値と呼ぶのか?

無意味と呼ぶのか?

 

いや違う。

 

僕の母なのだ。

 

それでも、僕の「お母さん」なんだ。

 

そこには、

そこにしかない、

世界にただ一つの、

唯一の価値がある。

 

兄が死に、

ただ一人の息子の僕が、そう思う。

 

それって素晴らしい事じゃないのかな?

それってすんごい事じゃないのかな?

 

人の価値は、

貢献?生産?影響力?

 

この社会は、それらが優先されてきた。

みんなきっと、「人の役にたちなさい」と、言われて育ってきた。

 

今、僕の母のように、

介護なしで生きれない人が増えている。

特に日本人は延命治療とかすごいから、

そういう老人が多いそうだ。

 

彼らに価値はないのか?

 

違うでしょ?

 

そこを考えようよって、

 

気づこうよって、

 

病気の人がその役割を演じてくれてるんじゃないのかな?

 

 

もちろんこーいう問題は一概には言えないよ。

でも多くの人に、

考えて欲しい事だなぁって、思うのだよ。

 

それはつまり、

自分の「価値」を見直すきっかけになるから。

 

あなただって、

貢献できない、

生産力のない、

影響力のない、

そんな人になるかもしれない。

それはわからないでしょ?

 

「引き寄せ法則」とか

「スピリチュアル」学んでる人は、

 

「その病気はあなたが引き寄せたんです」

とか言うのかな?

 

「潜在意識がそれを望んでたんです」って、

説教垂れるんかい?

 

それ、僕のお母さんに、

そしてそれをずっと介護する父に言える?

 

 

したり顔で言ったら俺はぶん殴るかもよ?

 

 

そーいう事ってさ、あるんだよ。

 

 

そのありのままを、

受け入れるんだよ。

それを見ている自分を、

愛せるかって事だよ。

 

 

 

あーあ、

 

しみったれた事ばっか書いちゃったな。

 

まあ、そーいう日もあるんよ。

 

さて、

 

mei-souでもして、

すっきりして眠るか。

 

あ、そーいえば今年は母は入院してるから、

電話もできんかったなぁ。

プレゼントも送ってないし。

 

一般的に言えばこれは「親不孝」?

でも、俺も親になったから言えるけど、

子供が幸せに生きている事が、

一番の「親孝行」なんだよ。

 

 

loose-meisou.hatenablog.com

 

 

5月22日   残2名!

満月に手放すグループ山歩きmei-souセッション 詳細は こちら⇩

loose-meisou.hatenablog.com

 

 

八ヶ岳山麓へは東京新宿から特急で2時間。楽々日帰りできます。

 

 

 mei-souメニュー

 

mei-sou(瞑想)とは。

物質(肉体)レベルで自分の存在をただ「感じる」こと。

ただ意識で「感じる」だけで、我々の肉体は「ゆるみ」ます。

肉体がゆるむことで、目に見えない自分=精神・意識の解放に繋がります。

自然の中に身を置くことで、普段閉ざされている感覚が開きます。

それが真のリラックスと、安らぎへと呼び水となり、心身が整います

ゆるみと解放により、インスピレーション(直感、第六感)が高まります。

 

こんな方に、mei-souをお届けします。

 

・今の自分を変えたい。

・色々学んだけど、行き詰まったり、いまいちピンと来ない。

・自分に自信がない。

・子育てやパートナーとの関係。

・漠然とした不安感。

・集中力、リセット力を高めたい。

・忙しい日々の中での休息方法を知りたい。

・本当の豊かさのため、心の安らぎを得たい。 

 

 

mei-souと対話セッション(約90分)

瞑想と個人セッションを通して、

あなたの本質からのメッセージに寄り添います。

 

20000円

 

 

mei-souと対話セッション&自然散策(約4時間)

八ヶ岳山麓の大地のバワーを受けつつ、

個人セッションと瞑想を通して、

あなたの本質に向き合います。

 

40000円

ご希望で昼食、温泉。

 

 

山歩きmei-souセッション(朝から夕方まで)

自然の中に身を起き、瞑想状態を維持し続ける事により、

体の芯に溜まったカルマを手放し、

本質の自分からのメッセージを受け取れるよう、

全身全霊でサポートします。

 

100000円

 一ヶ月のメールサポート付き。

 昼食、温泉。

 

諏訪大社巡りコースもあります。応相談。

*全てに送迎つき。

 

東京、名古屋近郊、出張セッション受け付けています。

瞑想会なども応相談。

 

感想などはこちらから。

山歩き瞑想 感想|FREEDOM

瞑想だって、継続は力。|FREEDOM

春の山歩き瞑想セッション - 遊ぶ、伝わる、ただ座る。

 

 

申し込みフォームはこちらから

瞑想セッション 申し込み

 

 

f:id:meisoutoyama:20160420211802j:plain

ご質問、お問い合わせ。 

meisoutoyama@gmail.com

gmailで返信します。受け取れるように設定お願いします) 

(その他、心、体、生活へのご相談など、お気軽にどうぞ)

 

 

ご入金後の返金は受け付けておりません。ご了承ください。

雨天の場合は雨の森散策と室内ワーク中心に。

荒天の場合、「山歩き瞑想」は日にち変更する場合があります。

 

mei-sou 大島ケンスケ